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体内時計をリセット!?
大うつ病を対象に臨床試験も
メラトニン受容体作動薬

井手ゆきえ [医学ライター],-週刊ダイヤモンド編集部-
【第77回】

 さすがに正月気分も落ち着き、日常のリズムを取り戻した頃だろう。まだ調子が出ない方は、体内時計と社会生活リズムが再び同調するまで早寝を心がけ、朝はまず、日光を浴びること。1~2週間ほどで睡眠・覚醒サイクルがリセットされる。とはいえ新年早々の残業やら新年会で、そう簡単に早寝早起きできないのが現代人の常。なんとか人為的に体内時計をリセットできないか、誰しも考えるところだ。

 米国では時差ぼけやシフト勤務者の睡眠補助にメラトニンのサプリメントが活用されている。メラトニンは、1日の明暗サイクルで分泌量が変化し、体内時計を調節する作用がある。眠る30分~1時間前に摂取するとスムーズな入眠が期待できるが、日本では医薬品に区分され医師の管理下での使用に限られる。

 その代わりといってはなんだが、日本ではメラトニンもどきに睡眠にかかわるスイッチを押すメラトニン受容体作動薬「ラメルテオン(製剤名ロゼレム)」が開発され、2010年に承認された(米国では05年)。適応は「不眠症における入眠困難」である。

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井手ゆきえ [医学ライター]

医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。

 

週刊ダイヤモンド編集部


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