1月29日、マクロン仏大統領(写真)による経済改革が奏功しフランス株は他の欧州諸国の株価をしのぐとの期待から、フランス株ファンドに大量の資金が流入している。ダボスで24日撮影(2018年 ロイター/Denis Balibouse)

[パリ 29日 ロイター] - マクロン仏大統領による経済改革が奏功しフランス株は他の欧州諸国の株価をしのぐとの期待から、フランス株ファンドに大量の資金が流入している。

 昨年5月の大統領選でマクロン氏が勝利して以来、数十億ユーロが同国資産に流れ込んだが、その勢いが近く衰える兆しは乏しい。

 欧州最大の資産運用会社アムンディのパスカル・ブランク最高投資責任者は「『マクロノミクス』をポートフォリオに組み込むにはどうすればいいか、という問い合わせが多い。われわれが見る限り、全ての機関投資家が欧州ポートフォリオにフランスという区分を設けている」と話す。

 運用資産1兆4000億ユーロ(1兆7400億ドル)のアムンディでは昨年、フランス株に投資する上場投資信託(ETF)に9億6800万ユーロの資金が流入した。対照的に、ドイツ株ETFからは10億ユーロが流出した。

 アムンディのフランス株ファンドへの資金流入は、90%以上が主要株価指数CAC40種に基づくETFで、残りはMSCIフランス株指数に基づく同社のETFとなっている。

 ニューヨークに上場するフランス株ETFの中で最大のiシェアーズETFを見ると、米国の投資家もこの流れに加わろうとしているようだ。同ETFの純資産総額は24日に8億3000万ドルを超え、1年前の3億2300万ドルから急増している。