[ワシントン 29日 ロイター] - 超党派の米非営利組織「責任ある連邦予算委員会」(CRFB)は、2019会計年度の連邦財政赤字が1兆ドルを突破するとの試算を発表した。財政赤字が1兆ドルを記録すれば2012年以来となる。

それによると、19年度の連邦赤字は1兆1200億ドルとなり、現行政策が続けば、赤字は2027年までに過去最大の2兆ドルを突破する見込みだという。

CRFBは19年度赤字が9830億ドルとする試算を先に出したが、今月に議会承認されたつなぎ予算を受けて一部の医療保険関連税の施行が遅れ、税収がさらに減少する見込みとなった。

予算問題に詳しいスタン・コレンダー氏は昨年10月、1兆ドル台の財政赤字はトランプ政権下で「新常態」になると予想。「トランプ大統領の在任中、減税など法律改正が主な理由で赤字が生じるだろう」と述べた。