[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した12月鉱工業生産指数速報は、事前予測を大きく上回る前月比2.7%上昇となった。この結果、10─12月期は前期比1.8%上昇し、7四半期連続の増産となった。普通乗用車や建設機械などがけん引した。先行き生産計画も1月は反動で一服感が出るが、2月に再び大幅な上昇計画となっている。生産は着実に長期拡大傾向を維持しそうだ。

12月の生産は、事前予測では前月比1.6%上昇と予想されていたが、結果は強めとなった。けん引したのは普通乗用車や自動車部品。国内販売が新車効果の持続で増加し続けていることが寄与した。次いで、汎用・生産用・業務用機械工業が引き続き強く、特にショベル系掘削機など建設機械が好調。電子部品・デバイス工業では、メモリーがけん引した。

17年暦年の生産水準は102.1となり、前年比4.5%上昇。3年ぶりにプラスとなり、リーマン・ショックのあった08年以降で最高値となった。

先行き計画も緩やかに増産が続きそうだ。1月は、自動車の反動減が響き前月比4.3%の減少見通しだが、2月は同5.7%と1月減産を取り戻すほどの増加見通しとなっている。再び自動車の増産が計画されているほか、工作機械や産業機械も増産を計画。さらに電子部品・デバイスも、スマートフォン向け部品のピークアウトがあっても、4K・8Kテレビ向けの大型液晶パネルの生産が大きく押し上げそうだ。

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