羽生だけじゃない!
宮里藍・王貞治も悩んだ
「9年に一度の充電期間」とは?

 羽生選手の9code(ナインコード)は「天の六白」です(生年月日で誰でも9タイプがわかる「9code判定法」は本書にあります)。

「天の六白」は一流のスポーツ選手には特に多い。
 元々、集中力にすぐれ、瞬発的なスポーツには抜群の効力を発揮します。
 これも羽生選手らしい。

 では、なぜ昨年はこんなにも失敗続きだったのか?
 それは、バイオリズムの法則に秘密があります。

 昨年(2017年)、羽生選手も含めた「天の六白」の人は、9年に一度の充電期にいました。

 つまり、体が思うように動かない一年だったのです。
 心身のバランスが悪く、いつものように力を発揮しにくいのが特徴です。
 普段どおりにやろうとしても体がついてきませんし、先の見通しも悪くなっているので、ケガもしやすい。

 これは、スポーツマンでも羽生選手に限ったことではありません。
 あの世界の王貞治も「天の六白」ですが、選手時代、この充電期間には悩まされました。
 打てない時期が続き、打撃不振にもなったほどでした。

 また、昨年、引退を決意したゴルフの宮里藍選手も「天の六白」です。
 彼女も昨年は羽生選手と同じ、9年に一度の充電期。
 モチベーションの維持ができなくなったことが引退の理由、としていますが、バイオリズムで言えば、それは当たり前のこと。
 心身ともに不安定な時期だからこそ、体を休める一年なのですから。
 翌年には、頭も冴え、プレーも本調子に戻ることが予想されていたので、あの引退はもったいなかったと、私個人は思っています。