平昌五輪の結果を予想

 さて、本題に戻り、羽生選手のオリンピックの成績はどうなるのか?
 ですが、羽生選手の状態は、バイオリズムで言うと9年に一度の充電期は脱出しました。

 しかし、まだまだ本調子ではありません。
 動物で言うと、冬眠から目覚めたばかりの熊みたいな状態です。
 もちろん、昨年よりは心も体も戦闘状態に入っています。
 体の動きもよくなり、思考も明瞭になっているでしょう。
 しかし、無理は禁物です。ケガをしたきっかけにもなった「4回転ルッツ」などを仕掛ければ、失敗する可能性も否定はできません。
 羽生選手の実力ならば、これまで何度も成功させてきた実績のある技で、確実にポイントを重ねていけば、メダルは十分あるはずです。
 しかし、冒険や無茶はなるべく避けてほしいところです。
「天の六白」としての研ぎ澄まされた集中力で、世界中の人々を魅了することを期待しています。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。