知性系「湖の七赤」の子の
「才力」発掘・育成法はコレ!

「湖の七赤」は頭の回転が速いことから、“ある能力”が元々すぐれています。
 その能力とは「口」です。

 いわば「おしゃべり」です。
 言葉の力で人を喜ばせ、楽しませること。
 これが「湖の七赤」の使命です。

「湖の七赤」の子を持つ親御さんにとって大切なことは、会話を通じてのコミュニケーションを徹底し、子どもの「コトバの力」を育むことにほかなりません。

 口下手な「湖の七赤」は、将来、活躍のフィールドを狭めてしまう可能性もあります。「湖の七赤」が「9code(ナインコード)」の中でもダントツにお金に困らないとされるのは、この「口」を使って何でもできて、すべてを手に入れてしまうからです。

 ソフトバンク会長の孫正義や、パナソニック創業者の松下幸之助も「湖の七赤」です。
 彼らを見てもわかるように、非常に口が達者です。
 あのトーク力や言葉の力があったからこそ、ここまでの功績を残してきました。

 営業では一級品の能力を元々持っているのが「湖の七赤」の人です。
 これからAI(人工知能)が人間の仕事を奪う時代といわれていますが、営業は人間ならではの仕事のひとつ。

 営業ができる人は、これからの時代に重宝されます。

「口」に関する能力を、子どものうちから鍛えておくと、きっと将来有望な人財になります。

 さて、ここまで知性系としての「水の一白」「風の四緑」「湖の七赤」の才力発掘法をご紹介してきましたが、いかがでしょうか?

 今日ご紹介したことはまだほんの一部です。
 もっと知りたいと思った方は、ぜひ本書でご確認ください。
 子どもが本来持つ才力は親御さんの鍛え方ひとつで変わります。
 子どもの将来に大きく関わりますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 次回は、理性系の「大地の二黒」「ガイアの五黄」「山の八白」の子どもの才力発掘法についてご紹介しましょう。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。