1月28日、トランプ大統領が脱退をちらつかせる北米自由貿易協定(NAFTA)が崩壊すれば、カナダやメキシコ向けの穀物や畜産品、乳製品を手掛ける米国の農業従事者が、最も大きな打撃を受ける可能性がある。写真は2017年10月、ネブラスカ州ディクソンの畑でコンバインを操縦するアーウィンさん(2018年 ロイター/Lucas Jackson)

[シカゴ/モントリオール 28日 ロイター] - トランプ大統領が脱退をちらつかせる北米自由貿易協定(NAFTA)が崩壊すれば、カナダやメキシコ向けの穀物や畜産品、乳製品を手掛ける米国の農業従事者が、最も大きな打撃を受ける可能性がある。

「貿易協定は米国にとってフェアでなければならない。でも、農家が輸出を続けられるようにしてほしい」と語るのは、ネブラスカ州ディクソンで畜牛やトウモロコシ、大豆を生産する農家の3代目、ブレイク・アーウィンさんだ。「今うまく回っているものを壊すようなことはしてほしくない」

写真は2017年10月、ネブラスカ州ディクソンの畑でコンバインを操縦するアーウィンさん(2018年 ロイター/Lucas Jackson)

 34歳のアーウィンさんは、NAFTA交渉を逐一追っているわけではないものの、コモディティ価格低下や医療保険料の増加、高い固定資産税の重みで生計を立てるのに苦労する米国の農家を支援する結果になることを望む、とロイターに語った。

 米国とカナダ、メキシコの交渉担当者は先週末にかけて、1994年に発効したNAFTA再交渉の第6回会合をモントリオールで行っており、29日に終了する。会合は全7回予定されている。