[ローマ 31日 ロイター] - イタリアの元首相で最大野党フォルツァ・イタリアのベルルスコーニ党首(81)は31日、テレビの人気トーク番組の出演を見合わせると明らかにした。出演中止は今週に入り2度目で、総選挙を控え健康に対する懸念が出ている。

ベルルスコーニ氏はあるテレビ局に電話で、候補者選びで疲れているが、気分は良いと語った。

3月4日の議会選挙に向け、世論調査ではベルルスコーニ氏率いる中道右派連合が支持率でリードしており、同氏は選挙後の連立交渉で重要な役割を果たす公算が大きいとみられている。

昨年12月以降、同氏は多数のテレビ・ラジオ番組に出演して選挙戦を展開してきたが、28日に予定されていた国営テレビRAIとのインタビュー出演を中止、31日の出演も辞退した。

レプブリカ紙は、ベルルスコーニ氏は疲労しており、高血圧の症状が出ていると報道。情報源を明かさず、医師団から詳細な健康診断を勧められているが本人は体調不良を否定していると伝えた。

フォルツァ・イタリアは、ベルルスコーニ氏の次のメディア出演や選挙戦活動についての詳細を明らかにしなかった。

ベルルスコーニ氏は2016年に開胸手術を受けており、ここ18カ月で病院で定期検査を受けたり、保養地に長期滞在したりしている。