[ロンドン 1日 ロイター] - 英国のデービス欧州連合(EU)離脱担当相は1日、国民投票によるEU離脱(ブレグジット)決定以降に公表された英経済に関する予測は全て間違いだったことが証明されたとの見方を示した。政府予測自体の信頼性について疑問を呈した格好となった。

この日の議会討論では、EU離脱で想定される幅広いシナリオが経済状況の悪化を示しているとする政府当局者の分析が取り上げられた。この分析はリークされていた。

デービス氏はこの分析について問われると、予測は「極めて困難」と指摘し、分析の重要性を疑問視する姿勢を示した。

そのうえで、2016年の国民投票後に公表された「あらゆる主要機関、銀行、政府機関、国際機関による英景気動向に関する予測モデルは間違いだったことが証明された」と主張。国内雇用が予想に反し、過去最高水準に拡大したことを例に挙げた。

スティーブ・ベーカーEU離脱担当副大臣は同じ議会討論で、英財務省の当局者らが離脱方針に影響を及ぼすため、EU関税同盟の離脱は弊害を伴うとの分析モデルを「故意に構築」したとの主張を聞いたことがあるかとの問いに「それは基本的に正しい」と答えた。

ただ、その後すぐに、そのような主張が存在すると認めただけで、内容を認めたわけではないと述べた。