[東京 2日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2017年10─12月期の運用実績を発表した。世界的な株高で国内株式の保有割合が目安の25%に達し、14年の運用改革以来、初めて500億円規模で日本株を売却した。

GPIFによると、年金特別会計で保有する17年12月末の短期資産は約1兆円。推計では、国内株式のほか国内債券も8700億円売り越した。国内株式の売り越し額は520億円だった。

一方、外国債券は2350億円、外国株式は950億円の買い越しで、同期末の保有資産割合は国内債券27.67%、国内株式26.05%、外国債券14.13%、外国株式25.08%となった。

運用損益ベースでは6兆0549億円の利益を稼いだ。国内外の株式運用が寄与した。12月末の資産残高は162兆6723億円と、自主運用を始めた01年度以降で最大となった。