[ワシントン 1日 ロイター] - 米国は今月開催される国際航空見本市「シンガポール・エアショー」に、米国製軍事品を売り込むため数年ぶりに担当高官を派遣する。米高官が1日、明らかにした。

国務省のティナ・カイダナウ副次官補(政治・軍事担当)が2月6─10日にシンガポールで開催されるエアショーに参加する。ロッキード・マーティン社<LMT.N>のステルス戦闘機「F─35」やレイセオン社<RTN.N>のミサイルなどを売り込む計画という。

複数の政府当局者によると、トランプ政権は国内の軍需産業を支援するため、各国に駐在する米大使館員や外交官を活用する計画をまとめている。米国製品の優先的購入を奨励する「バイ・アメリカ」政策の一環で、近く発表する見通し。

シンガポールのエアショーへの担当者派遣は、この新戦略のテストケースになるとみられる。

米商務省によると、2016年の米国製の航空宇宙・軍事品のアジア太平洋地域向け輸出は495億ドルだった。欧州向けは498億ドルだった。