<外為市場>

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の109円後半。日銀が国債買い入れオペで、残存5年超10年以下の買い入れ額を増やし、5年超10年以下を対象に指し値オペを行うと通告したことを受け、午前の取引では円が売られる場面があった。しかし円安効果は控えめで、ドル/円相場を若干底上げする程度にとどまった。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は反落した。米金利上昇による株式市場への悪影響が意識される中、前日の大幅高の反動で利益確定売りが先行した。一方、企業業績への期待は根強く、前場に大きく下げた後は、後場に下げ幅を縮める場面もあった。

東証1部騰落数は、値上がり808銘柄に対し、値下がりが1186銘柄、変わらずが70銘柄だった。

<短期金融市場> 17時08分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.042%になった。週末を迎えたが、中心レートは前日とほぼ同水準となっている。日銀の国庫短期証券(TB)買い入れはしっかりとした結果になった。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<円債市場> 

長期国債先物は反発で引けた。米債安を受けて短期筋からの売りが先行。日銀が国債買い入れオペで「残存5年超10年以下」の買入額を4500億円と、前回(4100億円)から増額し、「残存5年超10年以下」を対象に指し値オペを通告した。これを受けて先物はプラス圏に浮上。オペ結果が順調だったことから後場に入っても買いが優勢で強含みで推移した。ただ、米債金利の上昇を警戒する市場参加者が多く、戻り売りも出て上値を重くする場面があった。

現物債市場では、長期ゾーン金利がオペ通告後に先物に連動する格好で低下。もっとも、一部では金利の低下幅が小さいとの見方もあり、米債の動き次第では再び金利に上昇圧力がかかる可能性があるとみられている。中期ゾーンは横ばい圏、超長期ゾーンは高安まちまち。