世界投資へのパスポート
2018年2月5日公開(2018年2月5日更新)
バックナンバー 著者・コラム紹介
広瀬 隆雄

米国債券の利回り上昇で米国株が久しぶりに急落!
各企業の業績は絶好調なので、債券市場が落ち着けば
株式市場に「バーゲン・ハンティング」が入る!?

先週の米国株式市場は
久しぶりに大きく下げる

 先週の米国株式市場は、週間ベースでダウ工業株価平均指数(NYダウ)が-4.17%、S&P500指数が-3.9%、ナスダック総合指数が-3.52%でした。ダウ工業株価平均指数の週間ベースでの下げ幅は、過去2年で最大でした。

■NYダウチャート/日足・6カ月
NYダウチャート/日足・6カ月NYダウチャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

 2018年に入ってから、米国株式市場は快調に飛ばしてきました。年初から18立会日でS&P500指数は+7.5%と上出来のスタートを切りました。しかし、長期金利の上昇がだんだんボディ・ブローのように効いてきて、先週はついにそれに敬意を表するカタチで株式が崩れたのです。

米国10年債利回りと平均時給の上昇が
先週の株価下落の原因に

 先週、市場参加者の間で最も話題になったのは、米国10年債利回りが2.8%台に乗せたことです。

■米国国債10年チャート/日足・6カ月
米国国債10年チャート/日足・6カ月米国国債10年チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

 また、先週金曜日に発表された1月の平均時給が、前月比+9セント上昇したのが嫌気されました。

米国企業の業績は絶好調!
S&P500のPERは割高だが、十分に許容範囲?

 米国株式市場が新年早々快調な滑り出しを見せた理由は、ここへきて企業収益がとても良い感じで伸びていることに因る部分が大きいです。

 今、2016年第4四半期決算の発表が相次いでいるのですが、先週までにS&P500採用銘柄の半分が決算発表を終え、そのうち75%の企業がEPSでコンセンサス予想を上回り、80%の企業が売上高でコンセンサス予想を上回りました。特に、売上高でコンセンサス予想を上回る企業が80%に達した事は過去最高です。

 このため、来期以降のEPS予想を上方修正する企業が相次いでおり、それに合せてアナリストのコンセンサス予想もスルスル上昇しています。去年のクリスマスの頃、2018年のS&P500のコンセンサスEPS予想は146だったのですが、いまは155.7にまで上がってきています。

 先週金曜日のS&P500指数の引け値は2,762.13ですから、それを155.7で割ると株価収益率(PER)は17.7倍ということになります。これは過去10年間の平均14.2倍に比べると割高です。

 しかし、今は米国企業の業績がすこぶる良いので、まったく正当化できないPERだとは言えないでしょう。

【今週のまとめ】
長期金利の上昇により米国株式市場は一時調整
債券市場の動向次第ではバーゲン・ハンティングが始まる!

 先週の米国株式市場は、ひさしぶりにザックリとした調整になりました。株価下落の原因は長期金利の上昇です。投資家は平均時給の上昇をインフレの兆候と受け取り、嫌気しています。

 その一方で企業業績は絶好調であり、コンセンサスEPS予想はスルスル上昇しています。1)先週の株価下落と、2)コンセンサスEPS予想の上方修正が相まって、米国の株価収益率は17.7倍まで下がってきました。これは現在の企業業績の好調さを考慮した場合、我慢できる水準だと思います。

 長期金利の上昇が一段落すれば、株式市場には割安になった株を狙う「バーゲン・ハンター」が殺到すると思われます。つまり全ては債券市場次第です。

【今週のピックアップ記事!】
「中間決算」で上方修正した企業の8割は、4~5月に発表される本決算の結果も上振れする可能性あり! 中間決算で上方修正幅が大きかった10銘柄を紹介!
「つみたてNISA」を始めるときの注意点を解説! 従来の「NISA」から「つみたてNISA」に切り替えるときや実際の運用時に押さえておきたいポイントは?
【2018年5月1日更新!】

「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
3430銘柄以上
個別株:3110銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:60銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【ポイント】
米国株取引に力を入れており、取扱数3000銘柄以上は主要ネット証券では最大! 成行注文や指値注文のほか、逆指値注文、連続注文、ツイン指値(OCO注文)など、多彩な注文方法が使えるのも魅力だ。また「トレードステーション米国株 スマートフォン」なら、高機能チャートなど、多彩な機能を活用しながらスマホアプリから米国株の取引が可能! 現在、米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円キャッシュバックするお得なキャンペーンを実施中!
【関連記事】
◆【マネックス証券おすすめのポイントは?】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1400銘柄以上
個別株:1030銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:100銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【ポイント】
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、入出金手数料が無料など、便利な「外貨入出金サービス」が利用可能! ダウ・ジョーンズ社が発行する金融専門誌「BARRON’S(バロンズ)」の抜粋記事(日本語訳)や、モーニングスター社による「個別銘柄レポート」など、投資情報も充実している。
【関連記事】
◆【SBI証券のおすすめポイントは?】IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実!
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1300銘柄以上
個別株:920銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:120銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル

注)2017年9月25日現地約定分からの手数料
【ポイント】
新興国などの個別銘柄を実質的に売買できるADR(米国預託証書)の銘柄数が豊富。日本株と同じ取引ツール「マーケットスピード」でも取引可能で、10種類以上のテクニカルチャートを使うことできる。ダウ・ジョーンズ社の有名金融専門誌から記事を抜粋・日本語訳した「バロンズ拾い読み」も読める。
【関連記事】
【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
※ NYSE(ニューヨーク証券取引所)、NYSE Arca、NYSE MKT、NASDAQに上場する個別株 。
Special topics pr


ZAiオンライン Pick Up
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2018年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは? 高いスペック&ステータスを徹底解説!アメリカン・エキスプレスおすすめ比較
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証  アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード 「アメリカン・エキスプレス」が誇る、高いスペック&ステータスを徹底解説! 楽天カードはクレジットカード、楽天ポイントカード、電子マネーの楽天Edyの3つの機能を1枚に集約した三位一体型カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

10倍株厳選40!
株主総会ガイ ド
最新決算速報

7月号5月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!

 

写真も満載!株主総会ガイド2018年6月版付き

10倍株の儲け方【1】
・今まさに伸び盛り! 若手急成長株
HEROZはまだ買いか売りか! ?
・直近2年のIPO株総チェック!

10倍株の儲け方【2】
身近にあるのに不人気優良成長株
脚光を浴びる直前! 潜伏優良株
株価が上下する理由っていったい何?
・ファンドマネジャーの「10倍株の見つけ方

速報! 最新決算でわかった本命株
・控えめな今期予想は上方修正必至! 
最強の最高益株上方修正が狙える株
・12月期の好発進株4期以上の連続増配

Facebookショック後米国5大IT株 
・オススメ米国株6+人気株15の売買診断も! 

ひふみ さわかみ 鎌倉など
カリスマ的人気を誇る独立系投信10社をズバ斬り! 

<別冊付録>株主総会ガイド2018年6月版
・全239社の総会みやげリスト付き
・マニア5人が語る!総会見どころ聞きどころ! 
・総会ではココをツッコめ!注目9社への質問状
 

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! 新築マンションランキング