1月31日、ついに日本で発表会を開催した世界4位のスマートフォンメーカー、OPPO。第1弾端末は海外でも昨年11月に発表されたばかりの「R11s」だ。早くも今週の発売が予定されている本機について、発表会での写真を中心にチェックしていこう。

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“カメラフォン”を売りにする世界シェア4位のOPPOが、日本にまず送り出してきたのが同社の看板モデル「R11s」だ

SoCはSnapdragon 660ながらスペック的には十分高い
ASUSやファーウェイに真っ向対抗する高性能機

 まずはスペックの確認から。SoCが600番台のSnapdragonということで、ミドルクラスの扱いをされることもあるが、Snapdragon 660自体はクアルコムによる高性能コア「Kryo 260」を搭載する。3Dゲーム以外で性能面に不満を感じる機会はあまり多くないはずだ。

 SoC以外のスペックについては相当に高い。まず、ディスプレーはトレンドとなっている縦長18:9タイプの6.01型で、有機ELパネルを採用。画面の鮮やかさは有機ELならでは。18:9ゆえに大画面ながら横幅は75.5mmと5.5型モデル並み。上下の額縁エリアも小さく、縦も155.1mmとやはり5.5型モデルとほぼ同じ。その代わりに指紋センサーは背面に搭載されている。

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18:9の縦長ディスプレーを搭載。上下を含めて、額縁はほとんどない
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レッドのカラバリはなかなかインパクトのある赤だ
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背面の手触りは金属的な冷たさもあり、かつサラッとしたもの
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側面まで一体化された金属筐体を採用。ディスプレー部は縁が丸まった2.5D加工のガラス。レッドのカラバリは前面の額縁部がすべて黒いわけではなく、グラデーションの赤を入れる演出も

 そのほかも4GBメモリー、64GBストレージ、3205mAhバッテリー、Android 7.1など。USB端子はmicroUSBだが、「VOOC」と名付けられた独自の高速充電技術に対応。ACアダプターのスペックを見ると、5V/4Aでの充電に対応しているようだ。

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本体上下側面は凹みのような加工が。これにより端末の下部に指を添えたときに端子部分で違和感を感じなくなるという。USB端子はmicroUSB
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製品付属のACアダプターは独自の高速充電技術「VOOC」対応品。5V/4Aの表記が見られる

 ネットワーク面ではバンド数も多く、DSDSにも対応。VoLTEもサポートしており、編集部でテストした限りはau VoLTEも利用できた。ただし、au VoLTEへの正式対応をうたっていないのはテスト待ちなどの事情があるのかもしれない。

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DSDS対応だが、nanoSIMスロットのうち1つはmicroUSBと兼用。au VoLTE対応は正式にはうたっていないが、編集部でテストした限りは通話も含めて可能だった

 OSについては、独自カスタマイズが施された「ColorOS 3.2」(ベースはAndroid 7.1)を採用し、やや個性的な部分もある。とはいえ、一般的なAndroidスマホと同様にGoogleのアプリもインストールされており、極端に使い方が異なるわけではない。

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独自UIを採用。使い勝手自体は大きな違いはないが、画面上部からスワイプして開く画面に表示されるのは通知のみ。端末設定のショートカットは画面左下から上にスワイプすると表示される

 ディスプレー上に表示するナビゲーションバーを消すこともでき、その際は画面右下から上にスワイプすると「戻る」、中央下から上へのスワイプで「ホーム」(スワイプを途中で止めると「履歴」)、左下から上でのスワイプで端末の各種コントロールが可能……あえて言うならば、iPhone Xに若干似た感じの操作になる。なお、顔認証機能もあり、端末を手に取って画面オン、顔のチェックで瞬間にロック解除と、スムーズに使い始めることが可能だが、セキュリティーについてはやや緩めなのか端末内に注意書きが見られた。

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設定画面もなんとなくiPhoneっぽい?
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ナビゲーションバーを消して、ジェスチャーで端末操作をする設定もあり
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顔認証については端末内に注意書きが

 本機で最大の売りはやはりカメラで、リアには16メガ+20メガのデュアルカメラ。これは標準+望遠(または広角)、RGB+モノクロといった他社の組み合わせとは異なり、標準センサー+高感度センサーになっており(レンズのF値はともに1.7)、周囲の明るさに合わせて、自動的にメインで利用するセンサーを切り替えている。

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リアにデュアルカメラを搭載。メインの16メガはデュアルピクセル技術でAFが高速。20メガの方は暗所用に高感度重視となっている
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ポートレートモードでは背面をキレイにボカすことが可能

 実際に夜にオート設定で撮影したところ、すごく明るく芸術的な写真というよりは、その高感度性能をより手軽に、かつ失敗無く撮影できるという方向性に振っているという印象だった。セルフィー重視でインカメラも20メガ。美肌処理は単純にキレイにするだけでなく、被写体の年齢や性別などに合わせ、最適な処理を行なうという。

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実際に暗い場所で撮影した作例
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美肌処理については肌を滑らかにしつつ、ヒゲ部分をうまく残している

 カラバリはブラック、シャンパン、レッドの3色。インパクトがあるのはレッドで、原色に近い赤が個性的。シャンパンは大人のゴールドという感じで、前面がホワイトとマッチしている。価格は税抜5万7980円。価格帯や性能的にはZenFone 4やHUAWEI P10 Plusなどがライバルになる。

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シンプルなブラック
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シックなシャンパン
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発売は早くも2月9日!

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