[ブリュッセル 2日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡り、ブレグジット後の英国とEUの関係に関する交渉は5日から9日までが山場となる見通し。

EUのバルニエ首席交渉官は2日、ツイッターで交渉日程を公表。5日に英国のデービスEU離脱担当相とロンドンで面会する予定を明らかにした。両氏が会うのは、英国を除くEU加盟27カ国の代表が1月末の理事会で、ブレグジット後に設ける移行期間を巡る交渉方針を承認してから初めて。

EU首脳は昨年12月、EUと英国が離脱条件で基本合意したことを受け、移行期間やブレグジット後の通商関係を協議する「第2段階」の交渉に入ることを正式に承認した。

EUと英国はともに、3月22─23日にブリュッセルで開かれる首脳会議に間に合うよう、移行期間を巡り合意したい考え。

交渉チームは2月6─8日にブリュッセルで専門協議を開催。今後結ばれる離脱条約を管轄する裁判所やアイルランドと英領北アイルランドの国境の扱いなどが議論される見通し。翌9日にバルニエ氏と英政府の離脱担当高官がブリュッセルで会談し、その週の交渉を締めくくるとみられる。

バルニエ氏によると、英政府側は今回の交渉で、ブレグジット後の関係に関する提案を更新する見通し。

一方、英政府当局者は、政府は通商関係に関する提案の詳細は公表しない見通しで、9日の協議では安全保障面での緊密な連携や無関税アクセスなど、英政府がすでに要望を表明している分野について話し合われるとの見方を示した。