[東京 5日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)<8306.T>は傘下の三菱UFJモルガン・スタンレー証券の長岡孝社長の後任に、荒木三郎三菱東京UFJ銀行副頭取を充てる人事を発表した。4月1日付。会見した荒木氏はリテール強化策として「MUFG連結ベースで顧客基盤を拡充し、預かり資産を増やす」と語った。

荒木氏は、中間持ち株会社の三菱UFJ証券ホールディングス社長も兼務する。長岡氏は三菱UFJ証券ホールディングスの会長に就く。

長岡社長は会見で、モルガン・スタンレーとの協働を進めたことで投資銀行部門の強化ができたと強調。荒木次期社長について「信頼性は抜群。突破力があり後任として最適」と評した。

荒木次期社長はリテール部門について「国内の営業力は大手よりも見劣りする」としたうえで、「それを補うためにMUFGの顧客基盤を活かす」と話した。

荒木氏は1981年に旧三菱銀行に入行。人事部長や企画部長などを歴任し、銀行の中枢部門を歩んできた。現在は、法人担当トップとして企業取引全般を統括している。

*内容を追加しました。

(布施太郎※)