[北京 4日 ロイター] - 中国政府は4日、トランプ米政権が公表した新たな核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」を巡り、米国は「冷戦の思考」を捨てるべきだとする見解を表明した。

中国国防省は「平和と発展は不可逆的な国際潮流だ。世界最大の核保有国である米国は、この潮流に逆らうのではなく率先して従うべき」との声明を発表した。

NPRに対しては、すでにロシアが対決的として不快感を示し、米ロ間における誤算のリスクを高める可能性があると懸念を表明している。

同省ウェブサイトに掲載された声明では、中国が核開発に常に慎重な姿勢を取っており、核兵器保有を最小限に抑制していると説明。「米国が冷戦の思考を捨て、非武装化に対する特別な責任を真剣に果たし、中国の戦略的意図を正確に理解し、中国の国防と軍備を客観視するよう期待する」と述べた。