[5日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>とシスコシステムズ<CSCO.O>は5日、独保険大手アリアンツ<ALVG.DE>などと提携して割安なサイバー保険を提供すると発表した。主にアップルとシスコの機器を利用する企業が対象となる。

このサイバー保険販売には、米保険仲介大手エーオン<AON.N>も協力する。企業はサイバー攻撃への防衛態勢を固められるとともに、保険料が安く、攻撃を受けた場合に支援サービスが受けられるなど有利な条件で契約できる。

保険開発に携わったエーオン・サイバー・ソリューションズのジェーソン・ホッグ最高経営責任者(CEO)は「重要なのは、サイバー(攻撃問題)に対する総合的な対応がなされていることだ」と説明し、これまで技術部門から法務部門に至るまで各分野が「たこつぼ的」に動いていた弊害が解消されるとの見方を示した。

米国ではエクイファックス<EFX.N>やターゲット<TGT.N>といった大手企業でハッキング攻撃による顧客情報流出事件が相次いだことから、サイバー保険に加入する企業が増加している。

全米保険監督官協会(NAIC)によると、2016年のサイバー保険の合計保険料は13億5000万ドルだった。