ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

富士通社長 山本正已
社会や暮らしを支えるクラウドを中核事業に

2012年1月27日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

社会や暮らしの中に、急速にクラウドサービスが広がっている。ITベンダーとして富士通はどのように新しいビジネスを描くのか。

Photo by Toshiaki Usami

──東日本大震災を機に、生活を支えるシステムに注目が集まっている。

 ICT(情報通信技術)を活用して、生活基盤や社会インフラをどう守るかは重要な課題だ。震災では戸籍そのものが流されたり、医療機関のカルテの情報を流された人もいた。

 これから問題になってくるのは沿岸部の病院。あまり医師がいないから、遠隔医療のようなサービスを使って、都市部の病院から電子カルテや映像等で最適なサポートをしてもらう。東北地方は土地が広い割に、過疎化が進んでいるのでとても重要になってくる。

 現在は電子カルテをつなげる規格づくりが進んでおり、富士通が仕掛けているビジネスだけで10件以上のプロジェクトがある。2~3年後には県を越えて結ばれる。

──特に注目しているサービスの領域は。

 富士通は医療や農業、流通などにテーマを絞っている。農業はイオングループと共同で(ITによって効率的な農場経営をする)ビジネスを始めた。農業をビジネス、企業にしようというもので、JA(農協)より進んだ世界をやろうということ。また商談ベースでは、オーストラリアでブドウの生産性を上げる取り組みもある。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧