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短答直入

パナソニック社長 大坪文雄
液晶やプラズマテレビの「過ち」は繰り返さない

2012年2月2日
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薄型テレビを筆頭に、日本メーカーが苦戦しているグローバルな家電ビジネス。米国で開かれたCES(国際家電見本市)を訪れたパナソニックの大坪文雄社長に、今後の展望を聞いた。

Photo by Kazutoshi Sumitomo

──韓国メーカーが大型の有機ELテレビを発表した。

 韓国メーカーの勢いを肌で感じた。有機ELテレビの市場投入もそう遠くないと感じた。特にサムスン電子はテレビも携帯端末もすべてネットワークにつながり、幅広い商品ですべてのコンテンツが共有できる。パナソニックが早くこうなっていなくてはと思ったほどだ。

 ただし私たちは有機ELテレビを、プラズマや液晶と同じビジネスモデルにはしない。パネルから半導体まで自前で一貫生産して、大きな構造改革(リストラ)につながった。有機ELの開発ターゲットは大画面だ。遅れるからには、より優れたものを出す。2015年には、マスとしてそれなりのボリュームになるかもしれない。それより早くないといけない。

──グローバル市場でどう成長できるのか。

 米国ではセキュリティやLED照明、太陽光パネルなどが順調に拡大している。CESの会期中に、あるレーシング場を見に行くが、太陽光パネルが張ってあり、セキュリティ設備も含めて「まるごと」に近いビジネスができるのではないか。

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