[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ経済省が6日発表した2017年12月の鉱工業受注指数は前月比3.8%上昇し、予想の0.7%を大幅に上回る伸びとなった。

鉱工業受注の内訳をみると、海外からの需要が大半を占めていた。ユーロ圏からの受注は11.2%増加し、指数への貢献度が最も高い。これは、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和策が消費を刺激し、ドイツの製品やサービスに対する需要を底上げしていることを示している。

12月の鉱工業受注指数は、8月以来の高水準だった。第4・四半期の受注は、資本財の堅調な需要が下支えし、4.2%増加した。

バイエルン州立銀行のChristiane von Berg氏は「海外からの受注がいかに多いかに驚いた」と述べ、ユーロ高でさえも景気に水を差すことはないということを示していると説明した。

11月の指数は前月比0.1%低下と、前回発表の0.4%低下から上方修正された。

ドイツでは昨年9月に連立交渉が決裂し、メルケル政権の先行きが不透明になっている。ただ、国内経済は堅調を維持。政府は2018年の成長率見通しを2.4%に上方修正している。

ユーロ圏19カ国の2017年成長率は2.5%となり、10年ぶり高水準を記録した。

Bankhaus LampeのAlexander Krueger氏は「(第4・四半期の)成長の勢いは今四半期にも続いている」と述べ、「鉱工業受注は、現在の高い水準からさらに増加する可能性がある」との見方を示した。