2月6日、日本株が世界最弱クラスに落ち込んでいる。日経平均は連日の急落で年初からの下落率は5%を突破。現地通貨ベースでみて主要国では最大級の下げだ。都内で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 6日 ロイター] - 日本株が世界最弱クラスに落ち込んでいる。日経平均は連日の急落で年初からの下落率は5%を突破。現地通貨ベースでみて主要国では最大級の下げだ。流動性が高く売りの対象になりやすい面もあるが、世界的な株安が深刻化する中で、外需減速の懸念も浮上。「世界の景気敏感株」という位置付けが裏目に出ている。

足元の企業業績は好調

 足元の企業業績にまだ陰りはみられない。6日に第3・四半期決算を発表したトヨタ自動車も今期(2018年3月期)予想を上方修正した。SMBC日興証券の集計によると、2日までに決算発表を行った東証1部上場企業(金融除く)の4─12月期経常利益は前年同期比24.4%増。進ちょく率は85.5%と上振れが期待される水準だ。

 バリュエーションも低い。日経平均の予想EPS(1株利益)は5日時点で約1568円。決算シーズンスタートとなった1月23日から約2.7%の増加だ。EPSが上昇し株価が下落した結果、日経平均の予想PER(株価収益率)は6日時点で13倍台後半まで下落したとみられている。

 しかし、日本株のパフォーマンスは連日の大幅安で急速に悪化。年初来のアジア主要国の株価(現地通貨ベース)でみて最も下落率が大きいのは日経平均の5.07%。欧米は5日までのデータだが、日経平均を超える下げはデンマークやカナダなどしかない。