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短答直入

巨額増資は慎重を期す予防的措置 金融から環境エネルギーへシフト
日本ゼネラル・エレクトリック(GE)会長兼社長兼CEO 藤森義明

2008年12月8日
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日本ゼネラル・エレクトリック(GE)会長兼社長兼CEO藤森義明
撮影:住友一俊

 著名な投資家ウォーレン・バフェット氏からの出資を仰ぐなど、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は総額150億ドル(約1兆6000億円)に上る増資に踏み切った。

 また、まもなく、GEが発行する長短期債には、政府に債務保証してもらう金融支援策を利用することを表明した。一連の資本増強、資金調達法の拡充は、当座の資金繰りを不安視したためではなく、慎重を期すための予防的な措置だ。

 金融危機の余波を受けて、2007年に、連結純利益の約半分に相当する103億ドルを稼いでいた金融サービス事業は、第3四半期に前期比38%の減益となったため、来期までに純利益に占める構成比を4割まで引き下げる。金融依存から脱却する“ポートフォリオの転換”を成功させるための手法は2つある。

 第1に、米国以外の市場におけるグローバル化にアクセルを踏むこと。第2に、技術本位の事業、具体的には、環境エネルギーやヘルスケア分野の構成比を高めることだ。

 とりわけ、環境エネルギー分野では、世界中が日本企業の持つ技術に注目をしている。世界大不況が日本にも波及しているが、私は、今こそ日本の存在感を示せるときだと思う。

 すでに、GEは原子力分野では日立製作所と、医療分野では横河電機とタッグを組んでいるが、今後、いかにエキサイティングな案件を日本で発掘し、GEとの提携にこぎ着けられるか、つまり、ジェフ・イメルト米本社会長を日本へ呼び寄せることが、私のミッションだ。

(聞き手:『週刊ダイヤモンド』編集部 浅島亮子)

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