[ロンドン 7日 ロイター] - 英シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)は7日、今年と2019年の英国内総生産(GDP)がともに1.9%増えるとの見通しを示し、昨年11月時点の予想(ともに1.7%)から上方修正した。堅調な世界経済が主因とした。

世界経済の成長率予想については18年が3.9%、19年が3.8%とし、こちらも11月時点の予想(18年が3.6%、19年が3.5%)から上方修正した。

NIESRはまた、輸出を押し上げているポンドの下落や、不透明感が幾分払拭された昨年12月の英・欧州連合(EU)離脱条件合意も英国経済を支援していると指摘した。

ただ、NIESRの予想は、英国とEUの貿易がほとんど混乱しないような合意が成立するとの前提に基づいている。

NIESRは、世界貿易機関(WTO)ルールに基づいてEUと貿易を行うことになれば英国は緩やかな景気後退に陥り、10年前後の時間でみると、英国に有利な形で合意が成立した場合に比べてGDPは7%縮小するとした。

また、英中銀の政策金利について、2%に達するまで半年ごとに25ベーシスポイントの利上げが実施されるとの見通しを維持した。これは大部分の投資家の見通しよりも速い利上げペースとなる。