[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア議会上院は7日、各銀行に「公正かつ誠実」な業務遂行を義務付け、経営幹部にコンプライアンス違反に対する直接的な責任を負わせる新たな法案を可決した。

ここ数年における、誤解を招く金融アドバイスの提供や金利不正操作といった一連の銀行スキャンダルを受けた措置。モリソン財務相は電子メールによる声明文で「消費者を第一とする幅広い金融サービス改革の一環であり、国民が銀行システムに信頼と自信を抱くことができるようになる」と指摘した。

金融規制を担う豪健全性規制庁(APRA)はコンプライアンス違反を巡って銀行経営者に対し、報酬を制限したり、ボーナスの支払いを遅らせたりできるほか、業界での活動を禁じたり、最大2億1000万豪ドル(1億6600万米ドル)の罰金を科したりできる。

オーストラリア銀行家協会の広報担当者からは今のところコメントを得られていない。