銀座の公立小が導入した9万円のアルマーニ「制服」は妥当か東京都中央区立泰明小学校。銀座の繁華街に建つ Photo by Rio Hamada/Huffpost Japan
銀座の公立小が導入した9万円のアルマーニ「制服」は妥当か本記事はハフポスト日本版からの転載記事です

 2月は、春に入学を控えた子供の制服の注文や支払いが本格化するシーズンだ。

 東京都中央区に住む女性も、子どもの制服を買いに、デパートへ出向いた。

 子どもが入学を予定している区立泰明小学校(和田利次校長)では、今春入学する1年生から、新しい標準服(制服)に切り替える。イタリアの高級ブランド「アルマーニ」に依頼してデザインを監修してもらったものだ。

 洗い替えのシャツまでそろえると、全部で9万円だった。学校の説明によると、いまの標準服は、上着、長袖シャツ、ズボン、帽子をそろえて男子で1万7755円、女子で1万9277円。夏服が加わったこともあり、洗替えの価格を加えても、3倍以上の値上がりとみられる。

銀座の公立小が導入した9万円のアルマーニ「制服」は妥当かMasako Kinkozan/Huffpost Japan