[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は8日、ユーロ圏のインフレ圧力が緩やかに増加していることは、物価が持続的に上向いており、刺激策の一段の引き揚げが正当化されることを必ずしも示しているわけではないとの見解を示した。

プラート専務理事は「金融政策が支援的でなくなればインフレの軌道が危険にさらされる恐れがあるため、発表される一連のデータでインフレ圧力が徐々に増しているとの観測が確認されたとしても、(政策の)持続的な調整を肯定するのに必ずしも十分ではない」と述べた。

そのうえで「持続的な調整の3つの条件が達成されたと理事会が判断すれば、ガイダンスに沿って純資産買い入れは終了される」と述べた。

プラート専務理事はまた、このところ市場で見られているボラティリティーの高まりについて、金融部門の安定にマイナスの影響が及ばない限り、容認できるとの見解も表明。今週初めに米株価が急落したことに触れ、「ボラティリティーが急速に高まったとしても容認できるが、金融安定に影響が出ないようにする必要がある」と述べた。

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