[ブエノスアイレス 8日 ロイター] - アルゼンチンは8日、ロシアや中国との良好な通商関係が「対立を招くものではない」との見解を示した。ティラーソン米国務長官は先に、中南米における中ロの影響力拡大に対しけん制発言をしていたが、それを受けたものとみられる。

国際経済関係担当大臣のオラシオ・レイセル氏はロイターとの電話インタビューで「(中ロへの)関心はますます高まっている。非常に好ましいと思われ後押ししている。対立は産まない」と述べた。

中国はブラジルに次ぐアルゼンチン第2の貿易相手国で、主要な現金収入源である大豆の最大の輸出先となっている。

レイセル氏はロシアとの貿易拡大も求める意向を示し、「現在、ロシアとの貿易額は9億ドルと極めて小さい。これを倍増できると考えている」と語った。

その上で、貿易相手国を中ロに集中させるという意味ではなく、「逆に多様化を模索している」と説明した。