[東京 9日 ロイター] - 金融庁は、週明けに仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ(大阪市)と、仮想通貨取引所・GMOコイン(東京都渋谷区)に対し、改正資金決済法に基づく立ち入り検査を実施する。関係筋が9日、明らかにした。

コインチェックから約580億円相当の仮想通貨が流出したことを受け、金融庁は今月1日付で、コインチェックを除く仮想通貨取引所31社に対し、改正資金決済法に基づく報告徴求命令を出した。

金融庁は、システム管理体制や利用者財産の分別管理の状況、仮想通貨の保管体制、サイバーセキュリティーに関する組織体制などについて報告を求めた。

金融庁は2社への立入検査でシステム管理体制を重点的に検証するほか、役員への聞き取りを行い、内部管理体制も確認する。

同庁は各社が提出した報告の分析を進めている。関係筋によると、金融庁は立ち入り検査の対象を順次拡大する方針だ。

(和田崇彦 編集:田巻一彦)