[ニューヨーク 9日 ロイター] - ニューヨーク外為市場は、ドルが主要通貨バスケットに対し、週間で約1年3カ月ぶりの大幅高となった。世界で株式・債券市場が乱高下するなか、ドルが買われた。

株式や債券市場のボラティリティー<.VIX>が今週急上昇する半面、外為市場<EUR1MO=><JPY1MO=>は比較的落ち着いた展開となった。ただアナリストの間からは、ドルが対ユーロで弱含むことを見込んだ取引などを巻き戻す動きが出たことが指摘された。

直近の取引で、ユーロ/ドル<EUR=>は0.09%安の1.2234ドル。ロイターのデータによると週間の下げは1.8%と、2016年11月以来の大きさを記録した。

ドルは安全資産とされる通貨に対し、落ち着きを取り戻した。

ドル/円<JPY=>が0.15%安の108.58円。ドルは対スイスフラン<CHF=>で0.32%値上がりして0.9388スイスフラン。

主要6通貨バスケットに対するドル指数は<.DXY>は0.22%高の90.427。週間で1.41%上昇した。

米国株式市場が幾分安定したこともドルを下支えした。債券市場も落ち着いた。米10年債利回り<US10YT=RR>は1.4ベーシスポイント(bp)低下して2.835%と、5日につけた4年ぶり高水準(2.885%)を下回った。

米予算法案が成立し、政府機関の閉鎖が終わったことも、ドルの追い風となった。

ドル/円 NY終値 108.78/108.81

始値 109.05

高値 109.24

安値 108.05

ユーロ/ドル NY終値 1.2233/1.2237

始値 1.2239

高値 1.2279

安値 1.2206