[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比285円43銭高の2万1668円05銭となり反発した。国内連休中の米国株が連日上昇したことで投資家心理が改善。日経平均は前週に大幅下落した反動もあり、買い戻しが先行した。黒田日銀総裁の続投報道も安心感につながった。先物や主力株の一角にポジション調整売りが継続し伸び悩む場面もあったが、前引けにかけて再び戻りを試す展開だった。

TOPIXは前日比0.80%高で午前の取引を終了した。午前中の東証1部売買代金は1兆6664億円だった。セクター別では繊維、その他製品、証券が上昇率上位に並んだ。空運、ゴム製品、石油・石炭は軟調だった。市場では「チャート上の底値は形成した形だが、為替が1ドル108円台にとどまっている間は警戒感が残る。外部環境が落ち着くまでは個別の好業績株物色で幕間をつなぐ局面だろう」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり1347銘柄に対し、値下がりが648銘柄、変わらずが69銘柄だった。