2月8日、ブロックチェーン技術人気にあやかろうと社名に「ブロックチェーン」の表記を取り込んだ企業は、社名変更後に株価が急伸している。写真は2017年12月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 8日 ロイター] - ブロックチェーン技術人気にあやかろうと社名に「ブロックチェーン」の表記を取り込んだ企業は、社名変更後に株価が急伸している。専門家の間からは、ITバブル時代の「ドット・コム」企業急増をほうふつさせるとの声も出ている。

 ブロックチェーン技術を基にした仮想通貨は昨年12月から50%以上も値下がりしているが、ブロックチェーン銘柄は株価が大幅に上昇している。ロイターのデータによると、「ブロックチェーン」が入った表記に社名を変えた企業は、変更後に株価が平均で3倍以上になっている。ただ、こうした企業は収入がブロックチェーン技術と関連が薄かったり、無関係の場合も少なくない。

 売り上げの実績がなく事実上ペーパーカンパニーである英ステープルトン・キャピタルは1月22日に社名をブロックチェーン・ワールドワイドに変えて以来、株価が2倍に跳ね上がった。

 各国の規制当局はブロックチェーンを入れた社名変更に対する監視を強めている。

 米当局は先月11日、市場で説明不可能な動きがあったとして、UBIブロックチェーン株を取引停止とした。一方、イスラエルのブロックチェーン・マイニングは、当局が仮想通貨関連企業株の取引を禁止したことを受けて、上場先の変更を計画している。