[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した1月の英消費者物価指数(CPI)は、前年比3.0%上昇し、伸び率は市場予想の2.9%を上回った。

2012年3月以来約6年ぶりの高水準を記録した、昨年11月の3.1%をわずかに下回った。12月は3.0%の上昇だった。

英国では、欧州連合(EU)離脱を決めた2016年6月の国民投票以降、ポンド安を背景に輸入コストが上昇し、インフレが加速した。

アバディーン・スタンダード・インベストメンツのエコノミストは、英EU離脱決定後のポンド安の影響が薄れ出すなか、インフレはピークに達したようだと指摘する。ただ、「たとえインフレが現時点からやや低下しても、英中銀が好ましいと考える水準を上回る公算が大きいようだ。金利がこれまでの水準をやや上回ることになる」と話した。

製造業では、輸入品の多い原材料コストが4.7%上昇した。2016年7月以来の小幅上昇となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は4.2%上昇を見込んでいた。

製造業の上昇率は2.8%と、市場予想(3.0%)を下回り、16年11月以来の小幅上昇となった。

また、1月の小売物価指数は前年比4.0%上昇し、伸び率は6年ぶり高水準を記録した12月の4.1%から鈍化した。

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