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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビー」】
麻薬禍に侵されながら生み出された
繊細な中にも自由に発展するジャズの表現

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第20回】 2012年2月16日
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 最近、如何お過ごしですか?

 仕事は順調ですか? 私生活も充実してますか?

 公私にわたって順風満帆だ、という方もいらっしゃいますよね。素晴らしい黄金の人生ですね。

 一方、中には、私生活でいろいろと問題を抱えている方もいらっしゃるでしょうね。家族のことだったり、健康のことだったり、千差万別、いろいろと悩みの種は尽きないかもしれませんね。

 場合によっては、私生活上の何かがあるが故に、更に一層頑張れるということもあるかもしれません。あるいは、私生活で抱えている問題は、深刻で解決は出来ないのだけれど、その問題と同居しながら、仕事ではベストを尽くすのだ、ということもあるでしょう。

 洋の東西を問わず、私生活の問題を抱えながら、立派な仕事を残した例は少なくありません。

 それは、ビジネスの世界でも、芸術の世界でもそうです。私生活が破綻した中で名作を発表し続けた音楽家も少なくありません。特にジャズの世界では。シリアスな問題を抱え深く苦悩しながらも、出来るだけ知られぬよう努力し、偉大なる仕事を成す音楽家もいます。例えば、ビル・エヴァンス。

 今週の音盤は、ビル・エヴァンスの代表作「ワルツ・フォー・デビー」です(写真)。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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