[北京 5日 ロイター] - 中国の李克強首相は5日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で演説し、中国政府が台湾の分離・独立を容認しない考えを示すとともに自国領土を保護すると述べた。

米上院は先月28日、米台当局者の公式な接触を認める「台湾旅行法」を可決したが、中国はこれに強く反発。今月2日には他国に依存すれば事態は悪化すると警告し、中国メディアは戦争に発展するとも主張している。

李首相は演説で、中国が台湾海峡を挟んだ関係を平和的に発展させりとの考えを示し、「中国の平和的な再統一を推進する」と訴えた。

さらに「中国の主権と領土保全を守り、いかなる分離主義の企てや台湾独立派の活動も決して容認しない」と強調した。

このほか、香港とマカオの統治について「一国二制度」を名実ともに継続していく方針を示した。