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【ホイットニー・ヒューストン
「オールウェイズ・ラブ・ユー」】
人生ピークの輝きとどん底からの再起の歌声

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第21回】 2012年2月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
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 2012年2月12日15時20分(日本時間)、共同通信が携帯電話に配信しているヘッド・ライン・ニュースが速報を伝えました。

 ヒューストンさん死去
  米女性歌手
  グラミー賞6回

 日頃は、政治・経済関係のニュースを中心に伝えている媒体が報じた芸能ニュースです。だから、最初は「ヒューストンさん」って誰?っていう感じでした。が、一瞬の後、それがホイットニー・ヒューストンのことだと分かった時のショックは、ちょっと言葉で言い表せません。

 続報では、2月11日(米国時間)カリフォルニア州ビバリーヒルズのホテルの浴槽に倒れていたところ発見され、蘇生を試みたが逝ったとありました。享年48歳、若過ぎます。

光強く、影深く

 翌12日(米国時間)セリーヌ・ディオンは「ステージに立つために薬を飲み、起きるために薬を飲み、寝るために薬を飲み……」と述べて、ホイットニーはドラッグに殺されたと断言しています。

 生き馬の目を抜く米国の音楽業界で、ホイットニー・ヒューストンほどの成功を収めた女性歌手はごく稀です。全世界での累計セールスはアルバム1億4000万枚以上、シングル5000万枚以上。ビルボード誌の全米チャートで7曲連続の首位獲得というホイットニーの記録は未だに破られていません(ちなみみに、ビートルズとビージーズが6曲連続で彼女の次です)。

 それが、あの突然の訃報です。光が強ければ強いほど、影は暗く深くなる、ということを意味しているのでしょうか?

 如何に影が暗く深くとも、ホイットニー・ヒューストンの輝きは本物でした。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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