多くの選択肢を展開するための「SCAMPER」発想法

「SCAMPER(スキャンパー)」は、アイデアを生み出す「質問のチェックリスト」だ。質問のうち、いくつかは創造性の第一人者、アレックス・オズボーンによって提案され、その後ボブ・イバールが次のような覚えやすい頭文字に並べ換えてくれた。

S=Substitute? 代用品はないか?
C=Combine? 結びつけることはできないか?
A=Adapt? 応用することはできるか?
M=Modify? or Magnify? 修正、あるいは拡大できないか?
P=Put to other uses? 他の使いみちはないか?
E=Eliminate or minify? 削除か、削減できないか?
R=Reverse? or Rearrange? 逆にするか、再編成できないか?

 この「SCAMPER」発想法の9つの問いを活用するには、
1.アイデアを必要としている課題や題材を他から切り離す。
2.あらゆる角度から「SCAMPER」の問いを浴びせ、新しいアイデアが生まれるかを考える。

 その課題をくまなくハンマーでたたいてみて、空洞になっている場所を見つける感じだ。