必要に応じて使い分けと
追加ができるシステム

  Lyncの機能を使えば、少人数のディスカッションや簡易な打ち合わせならチャットで、大人数ならオンライン会議で、と使い分けることができ、集合型会議の回数を大幅に削減できる。またチャットの最中で話が複雑になったり重大な局面に移ったりしたら、その段階で音声やカメラ映像、画面共有などを追加していくことも可能だ。 

オンラインでファイルを共有、要点や要確認場所を瞬時に理解

  また、Lyncは操作も簡単でユーザーにストレスを与えない。Lyncの専用画面は電話帳のようになっており、そこからすべての機能を直感的に操作できるからだ。メールやブラウザを使えるスキルさえあれば誰でも使いこなせる。

  さらに、OutlookなどのOfficeアプリケーションとの連携も可能。Outlookからプレゼンスを確認したり、直接チャットを呼びかけたり、オンライン会議の招集や予約も一つのインターフェース上で完結する。ユーザーは使いなれているソフトか、もしくはLync専用ツールか、どちらでも好きなほうを利用すればよい。

  コラボレーションに関する機能も豊富だ。チャットや会議の際は、PowerPoint、Excelなどの資料やアプリケーションを画面上で共有し、共同で編集、リモート操作してもらうこともできる。

「ブラウザのどのあたりを見てクリックしてほしいと電話で伝えるのが大変なとき、ブラウザ画面を共有すれば即座にわかってもらえます」(米野氏)。

海外とも音声や映像でリアルタイムに通信。自分や相手がどのような場所にいても、必要な情報や人に素早く確実にアクセス可能。時間や場所、手段に依存しないコミュニケーションの実現で組織全体の生産性を高める。