はじめまして。ずんずんです。
金融系企業でまったりとマネージャーをしています。
最近ブログやツイッターで、若い人から悩みを聞いてほしい! という連絡を頂くようになりました。全員に御会いしてお話を伺わせていただきたいところですが、ずんずんは分身もできなければ、そんなに金もありません……
でも、ざっくり聞いてみると、皆さん人間関係で悩んでいるようですね。ちょうどいいタイミングで連載の依頼をいただいたので、外資系勤務の時代に編み出した私なりの「社内営業術」の話をしてみましょう。

 

月曜日です!!
ずんずんさんはオフィスの席に来るたびに

もう!! いっそのこと!! 殺して!!

と思っていました。

そう、ずんずんさんのデスクはお局様さんの隣なのです。

このお局様さんは、ずんずんさんの会社に20年ほど勤めている生き字引、
いや生き霊です。

彼女は『話しかけるだけで自律神経がやられる』と評判の女性でした。

お局様さんは、ずんずんさんの直属の上司でした。

「あら、おそようさん、ずんずんさん」と、オフィスでずんずんさんより先に来ていたお局様さんは、ずんずんさんを見かけるなり冷めた目でそう言いました。

第2話 お局様に愛されたい!

ずんずん「お、おはようございます!」

ずんずんさんはしまった! と思いました。

新人たる自分がお局様さんより遅れて来るなんて、言語道断!
二等兵としてあるまじき行為!!

というか「おそようさん」って何!? 何なのその言語センス!!

バブル!?

そう思いながらもずんずんさんは「へへ…すいやせん…」となぜか江戸っ子っぽく応えながらデスクにつきました。