ちなみに、ビットコインの購入経験率になると、一気に下がって4.7%になります。

 しかも、これはインターネット調査ですので、実際の認知度も購入経験率も、こうした数字より低くなると私は考えています。

 最近では、人気タレントを起用したテレビCMや、インターネットのバナー広告などで「ビットコイン」という言葉に触れる機会が増えていますが、それでも「名前を聞いたことがあるが意味はわからない」という数字が上方修正されるくらいで、「ビットコインの特性を大まかに言える」人はまだまだ圧倒的に少数派だと思います。

 特に、私のように現在ビットコインを保有していて、ビットコインで買い物をした経験もあり、ビットコインを送金したことが何度もある立場では、「ビットコインってまったく世間に相手にされていないな」と一抹の寂しさすら覚えてしまいます。