コンビニ弁当の温め過ぎは「老け」を早める?

「朝食は和食派」「野菜から先に食べる」など、健康やダイエットのために“食べ方”を意識している人は多いだろう。しかし、ネットやテレビで紹介されている健康や食事の情報がすべて正しいとは限らない。中には体に逆効果となってしまう食事法も含まれているのだ。『体を悪くする やってはいけない食べ方』(青春出版社)では、管理栄養士の望月理恵子氏が実は間違っている食べ方を1つひとつ丁寧に解説する。

弁当をレンジでチン!それが“老け”を早めていた…

 毎日忙しい生活の中で、ついつい買ってしまうコンビニ弁当や出来合いの惣菜。そんな時に活躍するのが電子レンジだ。買ったものだけでなく、作り置きのおかずや冷凍食品を温めたりと、電子レンジは非常に便利な機器であることはいうまでもないだろう。

 しかし、そんな電子レンジに衝撃的な事実が判明した。なんと電子レンジで食品を加熱すると、“体を老けさせる物質”が増えてしまうことがわかったのだ。

 その成分とは、日本語では「終末糖化産物」といわれており、簡単にいうと糖とたんぱく質が過熱によって結びつき、さまざまな化学反応を経てできるものである。これが体内で増えると、肌を老化させてシミやシワを作ってしまうのだ。

 また、この成分は美容的な悪影響だけでなく、血管や骨なども老化させ、認知症や脳梗塞、心筋梗塞などの原因にもなってしまうのが恐ろしい点だ。