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イケテルカノジョ養成講座

しみったれるなよ。人生も、金も【中編】

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第6回・中編】 2012年3月16日
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 承前――、という言葉が久しぶりに感じてしまう今日この頃ですが、承前というからにはもしかしてこれって続き物なのかも。と思い、慌てて前編を読み返した私です。

 そーか、前回はあんな話が書いてあったのか。

 ちょっとちょっと、どーして書いちゃうのよ。とかいうワケのわからないメールがきて、はて、何のことだろう。と思っていたら、子どもたちを笑顔にしたい。とほざいて……、もとい、とても素敵なことを言っていたあいつでした。

 早速、プロジェクトの始動に向けてこれから上層部を口説きに行ってきます。なんてことがメールの末尾に書いてあった。これ以上書くと今度は連絡もくれなくなりそうだからやめとこう。頑張れよ、そのプロジェクト。

 でも、口ばっかりのやつが多くなった中で、本当に動くやつは本物だね。

 つくづく思うのは、私はそれなりの人数を集めるようなパーティーやイベントを催すことがたまにあるのだけれど、すごいんだぜ。関西や九州のみならず、海外からも駆けつけてくれる人がいる。これまでの例で言えば、ニューヨーク、ホーチミン、中国、ニュージーランド等々。ワールドワイドな集いです。

 そういった催しをやるときは朝の早い時間から準備が必要になり、すると、何かお手伝いしますよ。と言ってくれる人がいる。そのためにわざわざ飛行機の時間を早めてくれたり、お前は午後からゆっくり来いと言ってるのに五時起きで高速を飛ばして来るやつがいたり。

 真夜中に車を出して、途中途中で仲間を拾い、明け方に到着し、仮眠を取って準備に参加するようなやつもいる。それが件のエンジニアくんと支店長くんなのだけど、彼らは、そして彼らだけでなく、本当の大人は、遊ぶときはとことん真剣に遊ぶんです。

 カレシやカノジョ、あるいは家族に愛情を注ぎ、それでも余力のあるやつは仲間との友情を育む。仕事だってしなきゃならないし、カノジョのご機嫌を取るだけでへとへと。家族サービスで一杯いっぱいという人もいそうだけど、それは“人生の体力”が弱いんです。きっと。

 カット――? 最近、私へのメールで皆さんがことごとくこのギャグを使います。

 エンジニアくんや支店長くんらは、金曜日、仕事を終えて帰宅すると、少し休んで日付が変わるころに家を出る。そして明け方まで車を走らせ、土曜日は仲間と一日じゅう遊び、一日どころか延長戦の“オール”で日曜の朝まで盛り上がる。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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きみは優秀なビジネスマンだ。周囲の信頼は厚く、友だちも多い。そして仲間にも頼られる。が、しかし……、恋人だけがいない。あなたはとても魅力的な女性だ。仕事も頑張って、自分磨きも怠らない。男友だちだってたくさんいるのに……、何故か恋人ができない。いつも元気で、前向きで、どんなことにも興味を持って挑戦する勇気があるのに、恋にだけは臆してしまう。そして、自信をなくしたて落ち込んだり。そんな男女がたくさんいる。イケテルカノジョを恋人にしよう。イケテルカノジョになって、素敵な恋をしよう。ノンフィクションライター降旗学が送る恋愛下手な人たちへの応援コラム。

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