3月27日、米電気自動車(EV)製造大手テスラが初の大衆車モデル「モデル3」を発表した2017年半ば、アルミニウム業界に衝撃が走った。写真はテスラの同モデル。ロサンゼルスで1月撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ロンドン 27日 ロイター] - 米電気自動車(EV)製造大手テスラが初の大衆車モデルを発表した2017年半ば、アルミニウム業界に衝撃が走った。同社初の高級車モデル2種で採用されていた軽さを誇るアルミニウムが、ほぼ鉄鋼に置き換えられていたからである。

3月27日、米電気自動車(EV)製造大手テスラが初の大衆車モデル「モデル3」を発表した2017年半ば、アルミニウム業界に衝撃が走った。ロサンゼルスのショールームに展示された同モデル。1月撮影(2018年 ロイター/Lucy Nicholson)

 イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)率いるテスラが、重いが廉価な鉄鋼へと乗り換えたことは、EV革命で大きな恩恵を受けると期待されていたアルミニウムに対し、鉄鋼が反撃に転じている様子を浮き彫りにした。

 消費者のEV普及を促進するために必須とみられている航続距離延長に向けて、バッテリーによる重量増を相殺するためには、軽量なアルミニウムが鍵になると従来思われていた。