[東京 6日 ロイター] - マネックスグループ<8698.T>は6日、仮想通貨取引所コインチェックの完全子会社化を発表する公表資料で、コインチェックの財務諸表の主要項目を開示した。コインチェックの財務状況が明らかになるのは初。

公表資料によると、コインチェックの2017年3月期の売上高は16年3月期比9.1倍の772億3000万円、営業損益は7億8600万円の黒字(16年3月期は営業利益がゼロ)だった。

なお、仮想通貨の売却収入から売却原価を控除した純額を売上高とした場合、17年3月期の売上高は9億8000万円、営業利益は7億1900万円(いずれも概算額)。

17年3月期の純資産は16年3月期比7.8倍の5億4000万円。マネックスGはコインチェックの18年3月期の純資産の見込み額について、コインチェックが3月に実施した仮想通貨NEMの保有者への補償後も、17年3月期末の純資産額を下回らないと認識しているとした。

仮想通貨の流出事件後、コインチェックは財務諸表の開示を拒んできた。

(和田崇彦)