3年連続の3月採用広報開始となった2019年新卒採用は、インターンシップの最低日数要件が緩和され、1日で完結するキャリア教育プログラムなど採用広報解禁前からの接触が増加。人材獲得競争が激しさを増す中、学生の就職に対する意識はどう変わったか。その変化を読み解く。
(調査・分析/(株)ダイヤモンド・ヒューマンリソース 新卒メディア事業局 局次長 高村太朗)

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 近年「リケジョ」として注目を集める理系女子ランキングは、明治グループ(明治・Meiji Seika ファルマ)が13年以来の1位に返り咲くなど食品メーカーの人気が復活した。

 女性は安心して長く働くことのできる環境が整備されていることや、制度の活用実績が多いことを重視する傾向があるが、明治グループは、産前産後休暇・育児休業後の復職率および定着率(復職後6カ月が経過しても在籍している従業員の割合)が100%とまさにその条件に当てはまる。チョコレートやヨーグルトなど食品分野のみならず、医療分野での研究開発力に定評があることも人気を集めた理由であろう。

 その他にも、サントリーグループ(3位)、森永製菓(7位)、味の素(9位)、カゴメ(10位)、森永乳業(12位)、日清製粉グループ(13位)、アサヒビール(15位)、キユーピー(17位)と上位20社のうち約半数に当たる9社がランクインした。これは、女子学生に身近な製品を開発していること、および機電からバイオに至るまで幅広く専攻を生かせる業界として認知されているためであろう。

 また、「リケジョ」においても総合商社の人気の高さは例外ではない。三井物産(5位→2位)、伊藤忠商事(4位→4位)、三菱商事(9位→5位)、住友商事(11位→8位)、丸紅(37位→17位)と堅調に推移し、5社がトップ20にランクインした。

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