結婚記念のアルバム撮影をするカップル。カップルの生まれ方も時代とともに変化する(写真は本文と直接関係ありません)

 今の20代の3人に1人は、会社やサークル内での恋愛に乗り気でない――。リクルートグループが25日開いた「ゼクシィ」の事業説明会で、そんな実態が報告された。婚活期に入ったミレニアル世代(1980年代以降生まれ)の恋愛観をひもとくと……。

「若い世代になるにつれ、会社やサークルなどコミュニティー内での恋愛を避ける傾向があります。恋愛することで、コミュニティーの和を崩したくない。ミレニアル世代は、コミュニティー内での恋愛なんてもってのほか、という感覚を持つ人が多いのです」

 そう話すのは、リクルートグループでマッチングサービス事業を担当する桜井まり恵さん。婚活アドバイザーとして、数多くの若者の声に耳を傾けてきた。

 同グループのブライダル総研の「恋愛観調査2017」によると、コミュニティー(会社やサークル)内での恋愛に何となく気が引けると感じる人は、40代25%、30代28%に対し、20代34%。年代が若いほど増えていく。

 かつてのバブル世代だと、“彼女”を求めてサークルに入ったり、“三高”(高収入・高学歴・高身長)の男性を求めて職場を探したり、といったことも当たり前だった。なぜ恋愛観が変化したのか。桜井さんはその理由をこう話す。

「かつて、コミュニティー内のつながりは、“リアル”の世界だけでした。しかし、今はリアルだけでなく、SNSなど“バーチャル”の世界でもつながっています。恋愛などの情報が広がり、ややこしくなっていく可能性もあります」