[オスロ 7日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は、スウェーデン北部ルレオ市のデータセンターの規模を2倍に拡充する。これにより、同社のこの地域への投資は、約87億スウェーデンクローナ(9億8700万ドル)となる。

フェイスブックは2013年ルレオ市に米国外で初となるデータセンターを開設した。現在の2施設に加え、さらに1施設を建設し、2021年初めの稼働を目指すという。

ルレオ市長、Niklas Nordstrom氏によると、増設でデータセンターの規模は2倍の約10万平方メートルとなり、現在国内発電量の1%超に相当する電力消費も2倍に増える。

Nordstrom氏によると、データセンターで働く人は現在200人未満だが、約100人の新規雇用が見込まれ、施設建設で1000程度の一時的な雇用も期待できるという。

スウェーデンは2017年に、データセンターの電力税を97%引き下げた。これにより、製鉄や自動車産業など他の重工業に適用される税率と同水準とになった。

米アラスカ州フェアバンクスと同じ緯度に位置するルレオ市は、鉄鋼業を基盤として発展してきたが、ここ10年ほどデータセンターやエネルギー集約型産業にとり注目の場所となっている。現在、独BMW<BMWG.DE>をはじめ18以上のデータセンターがある。

スウェーデンなど北欧諸国は、寒冷な気候や電力コストの安さからデータセンターとしての魅力が高まっており、米IT企業や仮想通貨のマイニング(採掘)関連企業などが競って施設を建設している。

アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>も最近スウェーデンに3つのデータセンターを開設すると発表している。

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