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直感が、あなたとあなたの運命、そして人生を決める
【後編】

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第7回・後編】 2012年4月6日
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 承前――。

 本来はこんなふうに一言だけ“承前”と書いておけばどっしり構えていて、いかにも続き物って感じがするのに、承前――、というとは、もしかしたらこれは連載なのかも。

 な~んて余計なことを書いちゃうから重みがないのだな、私の書くものは。人間が浮薄だからでしょうか。面の皮だけは厚いのに。

 というわけで、年度が新しく変わった先週末に三泊四日で出張に行ってきたのだけど、出張先に仕事を持ち込むような野暮なことはしないものだから帰京したらさぁたいへん。

 いきなり〆切が待っておりました。

 よい子のみんなは〆切を過ぎてから原稿を書くようなことをしちゃダメだよ。そーいうことをしていいのは私みたいに偉くなってからだ。ものすごくツッコまれそうです。エイプリルフールに嘘をつけなかったのでつい……、お許しください。

 しかし、思い起こしてみると、何故か四月一日には旅先にいることが多いような気がするのは気のせいなのだろうか。どじょうが躍起になって消費税率をあげようと画策してるみたいですが、初めての消費税導入も旅先で迎えた私でした。

 三月晦日の夕刻、いきなり博多へ行ってくれ。なんて言われて手配された最終便のチケットが驚いたことに当時で言うところのスーパーシート。その一席しか残っていなかったんだそうです。

 そのときの担当から、今回だけだぞ。いつもこんな思いができると思うな。

 と釘を刺されて出かけたものの、二十三歳の若造がそんなすごい席に座ってしまったものだからもう興奮して、そーしたら当時で言うところのスチュワーデスのお姉さんが……、たいがいスチュワーデスというのは女性ですが、スチュワーデスのお姉さんが本当にきれいなお姉さんで、やっぱ高い席はえぇなー。

 なんて思っていたら、宿泊したホテルがお姉さんたちも泊まったホテル。

 チェックインしたときに顔をあわせて、あら。なんてお姉さんが私のことを覚えていてくれて、部屋に荷物を置いてすぐ夜の取材に飛び出してみれば、博多の街なかでまたばったり出くわして、あら。なんてお姉さんが声をかけてくれて一緒にお酒を飲んだんです。帰るホテルも一緒だしー。むふふ。

 あの年は春の訪れが早くて、博多は那珂川沿いの桜がもう満開だった。
  風に誘われるかのように桜の花びらが舞う中を美女と歩くってえぇな。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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きみは優秀なビジネスマンだ。周囲の信頼は厚く、友だちも多い。そして仲間にも頼られる。が、しかし……、恋人だけがいない。あなたはとても魅力的な女性だ。仕事も頑張って、自分磨きも怠らない。男友だちだってたくさんいるのに……、何故か恋人ができない。いつも元気で、前向きで、どんなことにも興味を持って挑戦する勇気があるのに、恋にだけは臆してしまう。そして、自信をなくしたて落ち込んだり。そんな男女がたくさんいる。イケテルカノジョを恋人にしよう。イケテルカノジョになって、素敵な恋をしよう。ノンフィクションライター降旗学が送る恋愛下手な人たちへの応援コラム。

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