「マラソンは人生そのもの」
「四緑」に見る川内の人間力

 川内優輝さんは、1987年3月5日生まれ。
「9code」は「風の四緑」です(すべての人が生年月日で9タイプに分かれる一発判定法は本書にあります)。

「風の四緑」は常に動き続ける。動いていないと「風」ではありませんから。
 ですから「マラソンは人生そのもの」と断言する川内さんはまさに「風の四緑」そのもの。
 マラソンランナーとして常に走り続けていて、年間にエントリーするレースは半端ではありません。
 月に1回のペースでフルマラソンのレースに出場しているほか、ハーフマラソンを加えると、2週間ごとにどこかのレースに出ているという感じでしょうか。
 そのスタイルは、2017年の日本代表として参加した世界陸上ロンドン大会後もまったく変わりません。
 フルマラソン通算80回目の出場となったボストンマラソンでは見事優勝。
 このボストンマラソンは、日本人として瀬古利彦さん以来31年ぶりとなる優勝で大きな話題をさらいました。
 その注目の凱旋会見のなかで飛び出したのが、冒頭の「プロ宣言」だったのです。